
デジタル画像技法論Ⅰデジタルイラストツール基礎
[2025年度開講]
科目の概要
この授業ではデジタルイラストツールの基礎知識を学びその役割について考察する。併せて表現上のレクチャーを行う。デジタル化した現代社会で、コミュニケーション及び課題解決の手段として画像による可視化は重要な位置を占める。共有スピードが速く、表現の多様性とクオリティの進化が著しい画像メディアの現状を学ぶ。本学では知識を本質的なものとするため、手を動かし制作をすることで、身体感覚と思考を融合させる学修を行う。
科目情報
履修想定年次
1年次
単位数
1単位
開講Q
1Q、3Q
科目区分
選択
授業の方法
オンデマンド科目
評価方法
提出物100%
前提推奨科目
前提必須科目
後継推奨科目
科目コード
CAR-1-C1-1030-008
到達目標
本授業ではデジタルイラストの制作フローと、ペイントツールの基礎知識を習得することにより画像への理解を深める。現代におけるデジタル画像の役割について理解し、手を使い、画像を制作しつつ学ぶことによりそのプロセスと価値を知る。さらに、画像とそこから派生する作品を鑑賞し、考察し、クオリティを見極める能力を培って、将来的には、いまや日本の基幹産業であるクリエイティブ産業を支え、さまざまな形で活躍する人材となる。
教科書・参考書
- 参考書:ディープブリザード「ディープブリザードの超入門講座初めてのCLIPSTUDIOPAINTPRO編」玄光社,2023年
授業時間外の学修
各回の講義内容は繰り返し見返し、各回の課題内容を踏まえ、最終課題制作も視野に入れて毎回4~5時間ほど予習復習や制作に取り組んでください。
特記事項
前提科目
なし
後継科目
なし
※実務家教員担当科目
【課題内容】
イラスト制作・資料制作
【最終課題のフィードバック方式】
講評動画
【特筆事項】
課題やレポートが注意事項に反する場合には単位取得が不可となる可能性があります。
1.作品が未完成と判断される場合
2.著しく創造性が低いと判断される作品
3.課題の指示(サイズ・形式・ルール等)が著しく守られておらず、正しく課題を提出したと判断できない場合
4.データの破損・劣化が激しく、提出した課題内容を確認することができない
5.記載事項を判読することが困難な場合(テキストの手書きは科目内で特別に指示がない場合は不可)
6.過去に制作した作品を流用している
7.二次創作作品やトレース等により第三者の権利を侵害する可能性がある
8.AI生成物が含まれている
9.法令または公序良俗に著しく反する
2025年4月1日現在。内容が更新される場合があります。
授業計画
第1回デジタルイラストとは
第1回
デジタルイラストとは
第2回CLIP STUDIO PAINTの準備
第2回
CLIP STUDIO PAINTの準備
第3回簡単な絵を描く
第3回
簡単な絵を描く
第4回ラフを描く
第4回
ラフを描く
第5回線画を描く
第5回
線画を描く
第6回色を塗る
第6回
色を塗る
第7回陰影をつける
第7回
陰影をつける
第8回仕上げる
第8回
仕上げる