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科目の概要

ネットは複製可能なデジタル世界。そこで生まれた文化に於いて複製からの派生とも言える二次創作は非常に重要な位置を占める。本科目では、。当事者であるゲストからの解説をきくことで、各出来事における深い知識が養える。

科目情報

履修想定年次
1年次
単位数
2単位
開講Q
3-4Q
科目区分
選択
授業の方法
ライブ映像科目
評価方法
確認レポート 50% , 単位認定試験 50%
科目コード
DIGI-1-C2-0034-005
到達目標
現代ではネットは生活インフラとして誰もがその利便性を享受し、コンテンツを楽しんでいる。本科目では、ネット文化の歴史シーンを代表するゲストから情報技術・法律・利害・思いなどを聞くことで、通常は得られないインサイドな情報から多角的にネット文化を分析する力を養い、身近な事象やサービス・ビジネスにおいてもそれらの分析を活かせるようにすることを目標とする。授業を通して、ネット文化における二次創作とオタク文化について体系的な理解が得られる。
教科書・参考書
  • 島本和彦「ワンダービット」(株式会社ビッグバンプロジェクト)2017野尻抱介「南極点のピアピア動画」(早川書房)2012小林航太「オタク六法」(KADOKAWA)2022※その他に関しては、授業内で適宜提示する
授業時間外の学修
各回の講義内容は繰り返し見返し、各回二時間ほど復習を行ってください。また、次回の学習内容についてもあらかじめ不明な単語や前提となる知識をWebで調べるなどして各回三時間ほど予習を行ってください。
特記事項
前提科目 なし 後継科目 なし ※実務家教員担当科目 2025年4月1日現在。内容が更新される場合があります。

授業計画

1
イントロダクション

1回開講日時:
2099年4月1日(水) 00時00分より

オリエンテーション。 ネット文化における二次創作の重要性とオタク文化がそれらをリードしてきた事実について学び、本授業の概要とその地盤となる基礎知識を身につける。

2
ネットの進化と二次創作

2回開講日時:
2099年4月1日(水) 00時00分より

ネットインフラのリッチ化と流通するコンテンツの変化を段階的に解説。 また複製コストが無くなったことによる流通の変化と、二次創作によるコンテンツの拡散と変異について、著作権の解説も交えて理解し、以降のゲストを交えた授業を理解できるようにする。

3
創作の揺り籠としての二次創作 ①

3回開講日時:
2099年4月1日(水) 00時00分より

二次創作についてネット以前と以後の事象において、二次創作の果たした役割やそこに関わるステークホルダーの意思を、その流通を担ってきたゲストから学ぶ。

4
創作の揺り籠としての二次創作 ②

4回開講日時:
2099年4月1日(水) 00時00分より

二次創作についてネット以前と以後の事象において、二次創作の果たした役割やそこに関わるステークホルダーの意思を、そこでビジネスをしてきたゲストから学ぶ。

5
創作の揺り籠としての二次創作 ③

5回開講日時:
2099年4月1日(水) 00時00分より

二次創作についてネット以前と以後の事象において、二次創作の果たした役割やそこに関わるステークホルダーの意思を、法人として一次創作を産み出してきたゲストから学ぶ。

6
創作の揺り籠としての二次創作 ④

6回開講日時:
2099年4月1日(水) 00時00分より

二次創作についてネット以前と以後の事象において、二次創作の果たした役割やそこに関わるステークホルダーの意思を、個人として一次創作を産み出してきたゲストから学ぶ。

7
世界で広がる二次創作①

7回開講日時:
2099年4月1日(水) 00時00分より

日本国外でも広がる日本産コンテンツ。 全世界のオタクイベントから、各国での展開とその文化背景を識者から学び、日本の特殊性を認識する。

8
世界で広がる二次創作②

8回開講日時:
2099年4月1日(水) 00時00分より

日本国外でも生まれネットで広がるコンテンツ。 中でもネットならではの二次創作で広がりを見せるコンテンツについて識者を交えて、その文化背景を学ぶ。

9
ネットにおける共作・二次創作と著作権①

9回開講日時:
2099年4月1日(水) 00時00分より

ネットで生まれ、多人数の二次創作により変異を続けながら拡大していくコンテンツの具体例をあげ、識者と共にその歴史と変遷を学ぶ。(具体例1)

10
ネットにおける共作・二次創作と著作権②

10回開講日時:
2099年4月1日(水) 00時00分より

ネットで生まれ、多人数の二次創作により変異を続けながら拡大していくコンテンツの具体例をあげ、識者と共にその歴史と変遷を学ぶ。(具体例2)

11
ネットにおける共作・二次創作と著作権③

11回開講日時:
2099年4月1日(水) 00時00分より

ネットで生まれ、多人数の二次創作により変異を続けながら拡大していくコンテンツの具体例をあげ、識者と共にその歴史と変遷を学ぶ。(具体例3)

12
ネットにおける共作・二次創作と著作権④

12回開講日時:
2099年4月1日(水) 00時00分より

ネットで生まれ、多人数の二次創作により変異を続けながら拡大していくコンテンツの具体例をあげ、識者と共にその歴史と変遷を学ぶ。(具体例4)

13
二次創作合法化の流れ①

13回開講日時:
2099年4月1日(水) 00時00分より

二次創作を公認化する近年の流れについてサービス事業者をゲストに招いて、その仕組みとステークホルダーへのメリット設計を学ぶ。(具体例1)

14
二次創作合法化の流れ②

14回開講日時:
2099年4月1日(水) 00時00分より

二次創作を公認化する近年の流れについてサービス事業者をゲストに招いて、その仕組みとステークホルダーへのメリット設計を学ぶ。(具体例2)

15
総括

15回開講日時:
2099年4月1日(水) 00時00分より

ここまでの授業の振り返りつつ各事象を法律・利害・意図に分解して要点の整理をすることで、ネット文化における二次創作とオタク文化について体系的な理解を得る。

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