科目の概要
美術に関心がある、ないに関わらず、知っておくと視野が広がる20世紀に世界的に活躍したアーティストを紹介する。アートは知能情報社会において結びつきが見えづらくなっているノードの接点を直感的に可視化し、文脈を読み取る能力を獲得するのを助けてくれる。アーティストたちの作品の中からお気に入りのものを見つけ、彼らがどんな人生を送ったのかを想像し、その作風やテクニックを検証していく。
科目情報
履修想定年次
1年次
単位数
2単位
開講Q
2Q、4Q
科目区分
選択
授業の方法
オンデマンド科目
評価方法
確認レポート 50% , 単位認定試験 50%
前提推奨科目
前提必須科目
後継推奨科目
科目コード
HUM-1-C1-0204-006
到達目標
アーティストの中から10人の名前を覚え、6人のお気に入りのアーティストを見つける。なぜそれらのアーティストの作品に惹かれるのか、テーマか、構図か、色彩か? その理由を説明できるようにする。作品には各時代の社会情勢との密接な関係がある。アーティストの出身地、活動した地域などと関連づけて自分で考えられるようになって欲しい。
教科書・参考書
- 『美術館で愛を語る』岩渕潤子著(PHP新書、2004年)
授業時間外の学修
各回の講義内容は繰り返し見返し、各回二時間ほど復習を行ってください。また、次回の学習内容についてもあらかじめ不明な単語や前提となる知識をWebで調べるなどして各回二時間ほど予習を行ってください。
特記事項
順次公開予定
授業計画
第1回覚えておきたい近・現代のアーティスト
第1回
覚えておきたい近・現代のアーティスト
第2回ワシリー・カンディンスキー 抽象絵画の父と呼ばれた画家
第2回
ワシリー・カンディンスキー 抽象絵画の父と呼ばれた画家
第3回アンリ・マティス 自然の色彩を愛した画家
第3回
アンリ・マティス 自然の色彩を愛した画家
第4回ポール・セザンヌ 近代絵画の父と呼ばれる画家
第4回
ポール・セザンヌ 近代絵画の父と呼ばれる画家
第5回クロード・モネ 美しい睡蓮の池を描いた画家
第5回
クロード・モネ 美しい睡蓮の池を描いた画家
第6回ヴィンセント・ファン・ゴッホ 20世紀美術に影響を与えた画家
第6回
ヴィンセント・ファン・ゴッホ 20世紀美術に影響を与えた画家
第7回アンリ・ルソー 定年まで税関で働き続けた画家
第7回
アンリ・ルソー 定年まで税関で働き続けた画家
第8回アンディ・ウォホ–ル ポップアートの旗手
第8回
アンディ・ウォホ–ル ポップアートの旗手
第9回ロイ・リキテンスタイン コミックスを思わせる画風
第9回
ロイ・リキテンスタイン コミックスを思わせる画風
第10回バーバラ・クルーガー フェミニストの先駆け
第10回
バーバラ・クルーガー フェミニストの先駆け
第11回アンゼルム・キーファー 「ドイツらしい」画家
第11回
アンゼルム・キーファー 「ドイツらしい」画家
第12回ルイーズ・ブルジョワ 子どもの頃からフェミニスト
第12回
ルイーズ・ブルジョワ 子どもの頃からフェミニスト
第13回ジョアン・ミロ カラフルで賑やかな画風
第13回
ジョアン・ミロ カラフルで賑やかな画風
第14回ジョージア・オキーフ 抽象画家の先駆け
第14回
ジョージア・オキーフ 抽象画家の先駆け
第15回パウル・クレー 音楽や文学にも強い関心を持った画家
第15回
パウル・クレー 音楽や文学にも強い関心を持った画家