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科目の概要

本科目では機械翻訳を英語学習のツールとして用いて、翻訳、逆翻訳などの方法を用いて英語そのものについての理解を深めさせ、今後ますます多様化していく英語世界の中で正しくかつ能動的に英語を運用する力を高める。また、その中で機械翻訳の現状、利点、限界を体験させ、機械翻訳を正しく用いる方法を実践的に修得させる。主にリーディングとライティングのスキルの向上を目指す。

科目情報

履修想定年次
1年次
単位数
2単位
開講Q
1Q、3Q
科目区分
選択必修(主要)
授業の方法
オンデマンド科目
評価方法
確認レポート 50% , 単位認定試験 50%
科目コード
LAN-1-B1-1030-001
到達目標
機械翻訳を多様な外国語文献の読解のツールとして用い、一次ソースからの情報収集能力を身につけ、異文化理解における知識や見識を深める方法の幅を広げることができる。また、読解した内容の背後にある文化的差異や文脈に気づくことで、現実世界を批判的に深く理解し、主体的な見解の形成する視点を養うことを目標とする。
教科書・参考書
  • オリジナル教材
授業時間外の学修
各回セクション1を受講後に課題文を読む。それ以外の予習は求めない。各回修了後に「英文法テーマ別研究」の内容について適宜復習を行う。必要に応じてZEN大学の学習システムの学習動画を利用すること。
特記事項
前提科目 なし 後継科目 機械翻訳実践(異文化理解)、機械翻訳実践(自然科学)、機械翻訳実践(法学)、機械翻訳実践(日本研究)、機械翻訳実践(情報) 2025年4月1日現在。内容が更新される場合があります。

授業計画

1
オリエンテーション

第1回では機械翻訳の全体像を把握して、そのしくみ、利点、限界、将来像などを理解する。さらに、この科目を通して修得するべき英語力がどのようなものかを理解する。

2
課題文読解①

第2回では機械翻訳を用いて実践的に読解、作文を行うことで、英語の最重要テーマと言える「動詞」を、主に語順のしくみに焦点を当てて正しく理解する。

3
課題文読解②

第3回では機械翻訳を用いて実践的に読解、作文を行うことで、第1回で学んだ「動詞」について、「態」にまで詞を広げて理解を深める。

4
課題文読解③

第4回では機械翻訳を用いて実践的に読解、作文を行うことで、「助動詞」の種類、意味の分類、おのおのの違いについて理解する。

5
課題文読解④

第5回では機械翻訳を用いて実践的に読解、作文を行うことで、「時制と法」について主に日本語との違いに焦点を当てて理解する。

6
課題文読解➄

第6回では機械翻訳を用いて実践的に読解、作文を行うことで、「準動詞」について主に不定詞に焦点を当てて、準動詞の根本的なしくみを理解する。

7
課題文読解⑥

第7回では機械翻訳を用いて実践的に読解、作文を行うことで、「準動詞」について主に動名詞・分詞に焦点を当てて、その共通点や違いについて理解する。

8
課題文読解➆

第8回では機械翻訳を用いて実践的に読解、作文を行うことで、「準動詞」について主に分詞の副詞用法に焦点を当てて、その実践的なとらえ方、用い方を修得する。

9
課題文読解⑧

第9回では機械翻訳を用いて実践的に読解、作文を行うことで、「節」について主に等位接続詞を取り上げて、日本語では見えてこないその重要性を理解する。

10
課題文読解➈

第10回では機械翻訳を用いて実践的に読解、作文を行うことで、「節」について主に従属接続詞を取り上げて、種類、等位接続詞との違い、語順のしくみについて理解する。

11
課題文読解⑩

第11回では機械翻訳を用いて実践的に読解、作文を行うことで、「節」について主に疑問詞、関係詞を取り上げて、その語順のしくみを正しく理解する。

12
課題文読解⑪

第12回では機械翻訳を用いて実践的に読解、作文を行うことで、「節」について主に関係詞を取り上げて、独学の難しい複合関係詞などの理解を目指す。

13
課題文読解⑫

第13回では機械翻訳を用いて実践的に読解、作文を行うことで、「比較構文」について文の成り立ち、重要な表現などについて理解する

14
課題文読解⑬

第14回では機械翻訳を用いて実践的に読解、作文を行うことで、「倒置」についてそのしくみや重要なパターンなどについて理解する

15
課題文読解⑭

第15回では機械翻訳を用いて実践的に読解、作文を行うことで、「名詞化」について日本語との違いに主に焦点を当てて理解する。

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