
科目の概要
【ゲスト講師:絵葉ましろ】 この授業では代表的な構図手法と構図の良し悪しを学び、一枚絵の基本的な設計について考察する。併せてゲストより表現上のレクチャーを行う。ポップカルチャーに触れ、親しみながらデジタルツールの使用法とデジタルイラストの技法について学ぶ授業である。共有スピードが速くトレンドの変化が著しいデジタルイラストに関し、本学では知識を本質的なものとするため、手を動かし制作をすることで、身体感覚と思考を融合させる学修を行う。
科目情報
履修想定年次
1年次
単位数
1単位
開講Q
1Q、3Q
科目区分
選択
授業の方法
オンデマンド科目
評価方法
提出物100%
前提推奨科目
前提必須科目
後継推奨科目
科目コード
OPT-1-D1-1030-002
到達目標
本授業では代表的な構図、タブーとされる構図を習得し視線誘導を意識した一枚絵の構造を学ぶ。イラストレーションの役割について理解し、手を使い、制作しつつ楽しみながら学ぶことによりそのプロセスと価値を知る。さらに、イラストとそこから派生する作品を鑑賞し、考察し、クオリティを見極める能力を培って、日本の基幹産業でもあるクリエイティブを理解し、在学中、卒業後を通じた社会活動に活かしてゆく。
教科書・参考書
- 参考書:「巨匠に学ぶ構図の基本ー名画はなぜ名画なのかー」刊:視覚デザイン研究所著:内田広由紀
授業時間外の学修
各回の講義内容は繰り返し見返し、各回の課題内容を踏まえ、最終課題制作も視野に入れて毎回4~5時間ほど予習復習や制作に取り組んでください。
特記事項
前提科目
なし
後継科目
なし
※実務家教員担当科目
【課題内容】
資料作成・
イラスト制作
【最終課題の
フィードバック方式】
添削
【特筆事項】
課題やレポートが注意事項に反する場合には単位取得が不可となる可能性があります。
1.作品が未完成と判断される場合
2.著しく創造性が低いと判断される作品
3.課題の指示(サイズ・形式・ルール等)が著しく守られておらず、正しく課題を提出したと判断できない場合
4.データの破損・劣化が激しく、提出した課題内容を確認することができない
5.記載事項を判読することが困難な場合(テキストの手書きは科目内で特別に指示がない場合は不可)
6.過去に制作した作品を流用している
7.二次創作作品やトレース等により第三者の権利を侵害する可能性がある
8.AI生成物が含まれている
9.法令または公序良俗に著しく反する
2025年4月3日現在。内容が更新される場合があります。
授業計画
第1回構図って何?
第1回
構図って何?
第2回遠近法とパース
第2回
遠近法とパース
第3回色彩と構図の関係
第3回
色彩と構図の関係
第4回動的構図・静的構図
第4回
動的構図・静的構図
第5回バランスとリズム
第5回
バランスとリズム
第6回体験!視線誘導
第6回
体験!視線誘導
第7回象徴的な構図
第7回
象徴的な構図
第8回最新の構図傾向と総合演習
第8回
最新の構図傾向と総合演習