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デジタル画像創作論Ⅰメディアデザイン概論

[2026年度開講]

科目の概要

この授業では画像のビジネス的展開の代表であるデザインについて学修する。イラストとデザインの違い、イラストをはじめとしたコンテンツを活かすデザインの手法、伝わるデザインについて学ぶ。 デジタル社会において画像表現は進化し続け、エンタテインメントを始めビジネスの現場でも中心的役割を担っている。デジタル画像創作論の授業ではレクチャーを通して画像の各種技法と可視化による課題解決を学び、併せて商業的な役割を考察する。

科目情報

履修想定年次
2年次
単位数
1単位
開講Q
1Q、3Q
科目属性
選択
授業の方法
オンデマンド科目
評価方法
提出物100%
科目ナンバリング
CAR-2-C1-1030-005
到達目標
デジタル画像の展開手段であるデザインの技法について基礎から理解を深める。画像をより効果的に、多くのユーザーに届けるにはどのような手法があるか、マーケットによる手法の違いとはどのようなものかを学ぶ。さらに美しさ、魅力という一見抽象的な概念を分析し、自身でデザインを行うことにより学修を深める。これによりデザインの役割を正しく理解し、エンタテインメント産業など社会のさまざまな領域で活躍できるための能力を養う。
教科書・参考書
[教科書]
  • なし(オリジナル教材)
[参考書]
  • 有馬トモユキほか,グラフィックデザイン・ブックガイド文字・イメージ・思考の探求のために,株式会社グラフィック社,2022
授業時間外の学修
各回の講義内容は繰り返し見返し、各回の課題内容を踏まえ、最終課題制作も視野に入れて毎回4~5時間ほど予習復習や制作に取り組んでください。
特記事項
前提科目 なし 後継科目 なし ※実務家教員担当科目 2026年2月27日現在。内容が更新される場合があります。

授業計画

1
身近なデザインについて考えてみよう

ソーシャルメディアやデジタル空間での身近な事例を観察しながら、デザインとイラストが表現を通してどういった機能や役割を果たしているのかを考え、デザインとイラストレーションとの関係性を考察する。

2
タイポグラフィ

Adobe Illustratorを用いて文字による表現としてタイポグラフィの実作業を行い、デザインを制作する。事例をもとにスペーシングや組版、ひいてはカスタムフォントやロゴタイプの作成などにも触れ、文字がデザインに対して果たす役割への理解を深める。

3
色彩・カラーバランス

色彩で雰囲気や感情を演出することについて理解を深める。文字や図形に色をつけることは、何度でも試すことができる能動的な行為。着彩の基本的な考え方とその効果について学び、グラデーションや質感表現についても模索を試みる。

4
レイアウト(プリントメディア)

レイアウトを演出の方法として捉え、デジタル上でポスターやカードのレイアウトを行う。レイアウトの基礎を経験することで、文字や図形、写真のような情報を効果的に受け手に伝えられるようになることを目指す。

5
レイアウト(デジタルメディア)

レイアウトの基礎を踏まえ、ウェブサイトやユーザーインターフェースでのレイアウト手法について学ぶ。世の中にある実例を観察しながら、デジタルメディアにおける技術的・物理的な特徴や制約について理解を深める。

6
デザインの「展開」と一貫性について

デザインにおける「展開」とは、ロゴや画像がウェブや印刷物といったメディアでそれぞれ異なるサイズで使用される際に、個々のデザインにおいて適正なレイアウトを行うこと。展開性を持った柔軟なデザインを作成する理由と、実際のアプローチ方法について学ぶ。

7
デザインの観察と、他者への伝え方

映画に関するデザインを行うには脚本への理解が不可欠なように、対象を理解してより意味のあるデザインを行うために取れるアプローチを複数紹介する。デザインの過程で求められる「なぜそのようなレイアウトにしたか」についての説明の機会を見据え、感覚的なものを言葉にして伝える重要性とその方法について学ぶ。

8
まとめ

今までの講義を総覧し、「良いデザインとその作り方、伝え方とはなにか」について理解を深める。デザインはロジカルであり、感覚的なものでもある不思議な領域。実制作での経験を通じ、デザインで何が可能なのか、何が制御できるのか、反対に何が難しいのかについて捉え直すことを目指す。

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