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科目の概要

本科目では、IT分野から世界を変えたイノベーションを取り上げる。成功事例・失敗事例の簡略化されたストーリーで紹介される製品やサービスが、実際は、その時代のライバルや環境との関係の中で生み出された事実を理解させる。そのために、当時のコンピューター専門誌を中心にしたメディアを検証しながら、失敗のすぐ横にあったチャンスやアイデアを発掘。幅広い視点でテクノロジーやマーケットを見る力を養う。

科目情報

履修想定年次
2年次
単位数
2単位
開講Q
1-2Q
科目区分
選択
授業の方法
演習科目
評価方法
個人発表70%・グループワーク30%
前提科目
(推奨)
なし
前提科目
(強く推奨)
なし
後継科目
(推奨)
なし
科目ナンバリング
DIGI-2-C3-1200-003
到達目標
本科目では、IT分野におけるイノベーションの実際を学ぶ。イノベーションの本質は、個々の新技術それ自体にあるのではない。テクノロジー進化と市場ニーズの交わるところに生まれることを理解し論ずることができるようになる。とくに今日我々が日々使っているネットやスマートデバイス、日本企業によるイノベーションに焦点を当て、イノベーションに必要なことを肌感で理解する。
教科書・参考書
[教科書]
  • 順次公開予定
[参考書]
  • 順次公開予定
授業時間外の学修
各回の授業内容は繰り返し見返し、教材をよみしっかりと復習をしてください。また、次回の学習内容についても教材に載っている作品を事前に読み、Webで調べるなどして各回二時間ほど予習を行ってください。"
特記事項
前提科目 IT産業史 後継科目 なし ※実務家教員担当科目 2025年4月1日現在。内容が更新される場合があります。

授業計画

1
オリエンテーション

1回開講日時:
2099年4月1日(水) 00時00分より

本授業の目的を説明。イノベーションの本質に迫るにはその時代ごと背景や利用者をリアルにつかむ必要があることを理解する。そのためのツールや授業の進め方、ゲストトークの予定を共有。

2
パソコンはなぜこの形になったのか?

2回開講日時:
2099年4月1日(水) 00時00分より

1972年にアラン・ケイが考えた理想のコンピューターは一枚の板の形をしていた。身体性とデザインにおけるイノベーションを理解する。

3
【演習】パソコンはなぜこの形になったのか?

3回開講日時:
2099年4月1日(水) 00時00分より

さまざまな形のパソコンやエレクトロニクス製品をもとに、それぞれの時代における合理性や商品性を検証する視点を養う。

4
コア技術

4回開講日時:
2099年4月1日(水) 00時00分より

あらゆる電子機器のコア技術であるマイクロプロセッサは日本の電卓メーカーの要請によってつくられた。時代を画するコア技術とはなにかを理解する。

5
【演習】コア技術

5回開講日時:
2099年4月1日(水) 00時00分より

マイクロプロセッサのような時代を画するコア技術には他にどんなものがあるか? コア技術の本質を理解する。

6
目に見えないイノベーションとは?

6回開講日時:
2099年4月1日(水) 00時00分より

1987年にキヤノンが発売した一眼レフカメラ「EOS」は若い女性が家族や子どもを撮影するという利用シーンを提案した。技術だけからではない価値を生み出すしくみを理解する。

7
【演習】目に見えないイノベーションとは?

7回開講日時:
2099年4月1日(水) 00時00分より

技術があればイノベーションは生れるという考え方があるが、それだけでは連続的な価値しか生み出さない。10倍の価値を生み出すものはなにかを考える習慣をつける。

8
ねらってできるイノベーション

8回開講日時:
2099年4月1日(水) 00時00分より

ピーター・ティールは「未来はコントロールできる」(確定的楽観主義)と述べている。そのための考え方や具体的なアプーチがあることを知る。

9
【演習】ねらってできるイノベーション

9回開講日時:
2099年4月1日(水) 00時00分より

テクノロジーの重要性を認識しつつ、枯れた技術、後発優位など、一見、先進性と無関係なところに市場性があることを知る。

10
スマートフォンやドローンはなぜ予測されていなかったのか?

10回開講日時:
2099年4月1日(水) 00時00分より

「SFプロトタイピング」という言葉がある一方、SF作品に現在のスマートフォンやドローンは登場してこなかった。想像力と製品の関係を理解する。

11
【演習】スマートフォンやドローンはなぜ予測されていなかったのか?

11回開講日時:
2099年4月1日(水) 00時00分より

SFは未来は描けても必ずしも製品を予見できないことを議論することで、0→1に見えるものが実際には積み重ねや連鎖によって起きることを理解する。 

12
AI時代のイノベーション

12回開講日時:
2099年4月1日(水) 00時00分より

AIが前提となる時代のイノベーションとはなにか? 本科目全体を通してのテーマでもあるが、2012年以降のAIにおけるイノベーションの特徴を理解する。

13
【演習】AI時代のイノベーション

13回開講日時:
2099年4月1日(水) 00時00分より

AI時代のイノベーションの可能性を展望する。

14
イノベーションに必要なものは何か?【個人発表】

14回開講日時:
2099年4月1日(水) 00時00分より

【課題】イノベーションに必要なものはなにか? とくに日本に必要なものはなにか? 他の受講者と自分の考えを比較することで本講座のテーマに対する理解を深める。

15
イノベーションに必要なものは何か?【個人発表】+総括

15回開講日時:
2099年4月1日(水) 00時00分より

【課題】前回の続き+全員による総括。

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