科目の概要
企業マーケティングは、今や日々発生する膨大な量のデジタルデータの処理・分析を前提に進化している。本科目では、企業が利益を上げて設定した成長目標を達成できるための礎となるマーケティング全般の基礎を教示する。具体的には、デジタルツールを用いたデータの収集・集計・分析の基礎を伝え、それら解析結果を活用して、当該企業が顧客に提供する価値がその商品・サービスの購入・消費において的確に伝えられる方策を提示する。
科目情報
履修想定年次
2年次
単位数
2単位
開講Q
2Q、4Q
科目区分
選択
授業の方法
オンデマンド科目
評価方法
確認レポート 50% , 単位認定試験 50%
前提推奨科目
前提必須科目
後継推奨科目
科目コード
ECON-2-C1-0204-004
到達目標
ビジネスにおけるマーケティングの役割、および顧客理解とブランディングについての基礎的な概念の理解に始まり、デジタル社会のマーケティングに欠かせない個別のメディアの使用法を実践的な事例から習得する。起業やマーケティングのキャリアの入り口に立つために必須の視点と、デジタルツールを用いた情報収集・編集能力や、ビジネスにおけるゴールを達成する力を身につける。
教科書・参考書
- PhilipKotler(著),KevinLaneKeller(著)「コトラー&ケラーのマーケティング・マネジメント第12版」丸善出版(2014/4/19)伊藤穰一(著)「テクノロジーが予測する未来web3、メタバース、NFTで世界はこうなる」SBクリエイティブ(2022/6/7)菅野誠二(著),千葉尚志(著),松岡泰之(著),村田真之助(著),川﨑稔(著)「価格支配力とマーケティング」クロスメディア・パブリッシング(2023/6/30)
授業時間外の学修
各回の講義内容は繰り返し見返し、各回1時間ほど復習を行ってください。また、次回の学習内容についてもあらかじめ不明な単語や前提となる知識をWebや参考書で調べるなどしてください。特にこの科目はデジタル関連であるため、不明な専門用語や概念についてはネットで検索すると、非常に多岐に亘る解説がヒットします。自分がよく分っていないポイントについて、分かり易く説明したサイトを見つけ復習予習に活用することは、その活動そのものがデジタル・マーケティングの第一歩となることでしょう。
特記事項
順次公開予定
授業計画
第1回イントロダクション
第1回
イントロダクション
第2回基礎編:データに基づくマーケティングの基本1
第2回
基礎編:データに基づくマーケティングの基本1
第3回基礎編:データに基づくマーケティングの基本2
第3回
基礎編:データに基づくマーケティングの基本2
第4回基礎編:ブランディング
第4回
基礎編:ブランディング
第5回基礎編:顧客理解・管理
第5回
基礎編:顧客理解・管理
第6回基礎編:プロモーションとマーケティングリサーチ
第6回
基礎編:プロモーションとマーケティングリサーチ
第7回デジタル編:企業の情報システムとデジタルシフト
第7回
デジタル編:企業の情報システムとデジタルシフト
第8回デジタル編:ネット広告(ペイドメディア)
第8回
デジタル編:ネット広告(ペイドメディア)
第9回デジタル編:オウンドメディア
第9回
デジタル編:オウンドメディア
第10回デジタル編:ソーシャルメディア
第10回
デジタル編:ソーシャルメディア
第11回統合編:情報システムがもたらす統合ブランドマーケティングの全体像とその運用の意味合い
第11回
統合編:情報システムがもたらす統合ブランドマーケティングの全体像とその運用の意味合い
第12回実践編:未来予測とバックキャスティング
第12回
実践編:未来予測とバックキャスティング
第13回実践編:デザイン・シンキング
第13回
実践編:デザイン・シンキング
第14回実践編:カスタマー・ジャーニーとカスタマー・エクスペリエンス
第14回
実践編:カスタマー・ジャーニーとカスタマー・エクスペリエンス
第15回総合まとめ
第15回
総合まとめ