科目の概要
2人以上の人間や集団の間では、利害が完全に一致することはない。デートの場所の決定から国際紛争の解決に至るまで、合意を達成するには、何らかの交渉が必要となる。ビジネスの大部分は組織内外の利害関係者との交渉に絡んでおり、またほとんどの政策は利害団体の間の連続的交渉によって決定される。本科目は、交渉に関する科学的知見を分野横断的に提供するとともに、交渉力をつけるための実践的方策を提供する。
科目情報
履修想定年次
2年次
単位数
2単位
開講Q
2Q、4Q
科目区分
選択
授業の方法
オンデマンド科目
評価方法
確認レポート 50% , 単位認定試験 50%
前提推奨科目
前提必須科目
後継推奨科目
科目コード
ECON-2-C1-0204-007
到達目標
返報原則、依存関係など、交渉や合意形成に作用する基本的な概念やさまざまな交渉戦略・戦術を分野横断的に理解し、それらを日常生活やビジネス、政策実行の場面などで総合的に使うことによって、たとえ一見不利で困難な状況であったとしても、「関心利益の実現」という関係者間の相互の目的に沿った交渉を粘り強く展開できる能力が身につく。
教科書・参考書
- 印南一路「交渉学が君たちの人生を変える」大和書房(2018/12/20)
授業時間外の学修
各回の講義内容は繰り返し見返し、各回二時間ほど復習を行ってください。また、次回の学習内容についてもあらかじめ不明な単語や前提となる知識をWebで調べるなどして各回二時間ほど予習を行ってください。
特記事項
順次公開予定
授業計画
第1回イントロダクション
第1回
イントロダクション
第2回交渉の基礎概念
第2回
交渉の基礎概念
第3回交渉における利益概念
第3回
交渉における利益概念
第4回交渉プロセスに働く力
第4回
交渉プロセスに働く力
第5回交渉の戦略と戦術1
第5回
交渉の戦略と戦術1
第6回交渉の戦略と戦術2
第6回
交渉の戦略と戦術2
第7回きわどい交渉術1
第7回
きわどい交渉術1
第8回きわどい交渉術2
第8回
きわどい交渉術2
第9回きわどい交渉術3
第9回
きわどい交渉術3
第10回交渉と信頼
第10回
交渉と信頼
第11回感情と交渉
第11回
感情と交渉
第12回困難な相手との交渉
第12回
困難な相手との交渉
第13回交渉と倫理
第13回
交渉と倫理
第14回経営・政策と交渉
第14回
経営・政策と交渉
第15回まとめ
第15回
まとめ