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科目の概要

この演習では、マルクス経済学の手法を用いて、現代資本主義の問題について議論していく。気候変動、AI、戦争、インフレなどの問題を扱う文献を読み、議論していく。「新自由主義」「認知資本主義」「レント資本主義」についてマルクスの分析に照らしながら、考察していく。その際には、マルクスの恐慌論、利潤率の傾向的低下、転形問題などが現代資本主義の問題点を分析するうえで、どれほどの妥当性を持つかについても検討していく。

科目情報

履修想定年次
2年次
単位数
2単位
開講Q
3-4Q
科目区分
選択
授業の方法
演習科目
評価方法
期末レポート50%・発表・発言30%・グループワーク20%
前提科目
(推奨)
なし
前提科目
(強く推奨)
なし
後継科目
(推奨)
なし
科目ナンバリング
ECON-2-C3-0034-008
到達目標
本演習を通じて、具体的には以下の能力を身につけることを到達目標とする。まず、現代資本主義の特性を理解することができるようになること。そのうえで、マルクスの時代との現代の資本主義の違いを説明することができるようになること。さらに、現代資本主義の分析をマルクス経済学の方法を用いてできること。最後に、資本主義の問題点を克服するためのオルタナティブを提案できるようになることも望まれる。
教科書・参考書
[教科書]
  • 順次公開予定
[参考書]
  • 順次公開予定
授業時間外の学修
各回の講義内容は繰り返し見返し、各回二時間ほど復習を行ってください。また、次回の学習内容についてもあらかじめ不明な単語や前提となる知識をWebで調べるなどして各回二時間ほど予習を行ってください。
特記事項
前提科目 マルクス経済学 後継科目 なし 2026年2月27日現在。内容が更新される場合があります。

授業計画

1
イントロダクション

1回開講日時:
学生便覧参照

授業の進め方、学び方の共有、自己紹介

2
現代資本主義とはなにか 

2回開講日時:
学生便覧参照

19世紀の資本主義、20世紀の資本主義、そして21世紀の資本主義を比較しながら、その歴史的変遷について、大枠を学ぶ。

3
19世紀と『資本論』

3回開講日時:
学生便覧参照

19世紀の資本主義のあり方をカール・マルクス『資本論』を基礎として学ぶ。

4
20世紀と『帝国主義論』

4回開講日時:
学生便覧参照

20世紀の資本主義の特徴をレーニン『帝国主義論』やヒルファーディング『金融資本論』を参照しながら、学ぶ。

5
21世紀の資本論 

5回開講日時:
学生便覧参照

現代資本主義において生じている大きな社会的・技術的変化について概観し、次回以降の各論に向けた準備を行う。

6
現代資本主義と経済格差

6回開講日時:
学生便覧参照

トマ・ピケティの議論を参照しながら、21世紀で再拡大しつつある格差の問題について考える。

7
プラットフォーム資本主義 

7回開講日時:
学生便覧参照

ヤニス・ヴァルファキスのテクノ封建制を手がかりにして、プラットフォーム企業による独占がもたらす変化について考察する。

8
オートメンション化と労働の未来 

8回開講日時:
学生便覧参照

オートメーション化は人間の仕事をなくすのか、労働者たちの暮らしはどうなるのか、といった問題について考える。

9
資本主義とAI

9回開講日時:
学生便覧参照

AIがもたらす労働への変化、格差への影響、資本蓄積の変化について考察していく。

10
現代資本主義と環境危機

10回開講日時:
学生便覧参照

気候変動に代表される現代の環境危機について考察し、再生可能エネルギーや電気自動車を中心とした持続可能な資本主義への転換が可能であるかを考察していく。

11
資本の金融化

11回開講日時:
学生便覧参照

20世紀後半の金融市場の規制緩和をもたらした資本主義の構造的変化を抑えつつ、AIなどの新技術がもたらしている金融資本市場の変化について学ぶ。

12
現代資本主義と戦争

12回開講日時:
学生便覧参照

20世紀の「帝国主義」と比較しながら、現代にまで継続する植民地主義や帝国主義について、戦争の形の変化を考慮しながら、考察していく。

13
資本主義へのオルタナティブ①

13回開講日時:
学生便覧参照

これまでの授業で見てきた資本主義の変化とそれがもたらす矛盾を解決するための方向性を議論していく。まずは、20世紀の社会主義の限界を抑えていく。

14
資本主義へのオルタナティブ②

14回開講日時:
学生便覧参照

20世紀の社会主義の限界と21世紀の現代資本主義の矛盾を前提として、21世紀の新しいポスト資本主義の可能性を議論する。

15
まとめ

15回開講日時:
学生便覧参照

課題提出と全体のまとめ

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