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科目の概要

プログラミングの基本的な考え方から導入し、Google Apps Scriptの駆使を目指す授業。 具体的な課題を通して、アプリケーションの自動化と効率化の技術を学び、身につける。 Google ドライブやGoogle スプレッドシート、Slackなど、日常生活でよく使うツールを自動操作する便利なスクリプトの作成を通じて、プログラミングの基礎知識と実践的なスキルを学んでいく。 最終的には、WebスクレイピングやAPI、グラフ作成、外部サービスとの連携など、データ活用を中心とした実務で活用できるスキルについて学ぶ。

科目情報

履修想定年次
2年次
単位数
2単位
開講Q
2Q、4Q
科目区分
選択
授業の方法
オンデマンド科目
評価方法
確認レポート 50% , 単位認定試験 50%
科目コード
INF-2-C1-0204-007
到達目標
具体的な課題を通じて学んだ知識とスキルを活用し、自身の目標達成に向けた自動化・効率化を実現することを目標とする。具体的には、プログラムによる情報収集、情報のプレゼンテーション、問題解決の実行など、一連のプロセスを自動化するスキルを身につける。プログラミングを用いて自己表現を高め、複雑な問題を解決する力を獲得する。また、より高度なデータ表現力や問題解決力を身につけて、プログラミングを通じた開発能力を向上させる。最終的には、プログラミングを使った開発経験を積み、デジタルツールを用いて情報収集、表現、コミュニケーションする力を獲得することを目標にする。
教科書・参考書
  • 今西航平『GoogleAppsScript実践プログラミング』秀和システム、2020年
授業時間外の学修
各回の授業内容は繰り返し見返し、各回二時間ほど復習を行ってください。また、次回の学修内容についてもあらかじめ不明な単語や前提となる知識をWebで調べるなどして各回三時間ほど予習を行ってください。
特記事項
順次公開予定

授業計画

1
準備と紹介

プログラミングとは何かを理解し、Googleの基本的なプロダクトを操作できるようになる。

2
Google Apps Script

Google Apps Scriptの基本操作を理解し、簡単なプログラムを書き実行できるようになる。

3
スプレッドシートとGASスプレッドシートのデータの取得と書き込み

Google Apps Scriptを使ってスプレッドシートの操作やメール送信ができるようになる。

4
スプレッドシートとGAS② 状況に合わせた様々なメール送信

Google Apps Scriptを通じてメール送信のオプション設定や添付ファイル、CCやBCCの設定が行えるようになる。

5
スプレッドシートとGAS③ スプレッドシートから複数の値を取得する

スプレッドシートから複数のデータを取得し、利用する技術を修得する。

6
スプレッドシートとGAS④ 一斉メール送信

メールの一斉送信が可能となり、一部の人だけにメールを送信する制御が可能となる。

7
スプレッドシートとGAS⑤ メール送信完了処理

if文を用いてメール送信の制御が行える、メール送信完了のシステムを構築できるようになる。

8
Webスクレイピングとライブラリ

Webページから情報を抽出するスクレイピングの基本を理解し、簡単なデータの収集が行えるようになる。

9
Webスクレイピングと集計

スクレイピングしたデータを効率よくまとめ、集計する技術を修得する。

10
グラフの作成

Googleスプレッドシートを使って簡単なグラフ作成が行えるようになる。

11
Google Forms①

Googleフォームの作成と操作が行える、フォーム投稿がある度にSlackへの通知システムが構築できるようになる。

12
Google Forms②

Googleフォームとスプレッドシートを連携させ、投稿データの集計が行えるようになる。

13
Google カレンダー

Googleカレンダーを操作するプログラムを作成し、予定の追加や取得が行えるようになる。

14
外部サービスとの連携① API

天気予報APIを使い、Google Apps Script で外部APIを扱う方法を学ぶ。LINEのデベロッパー登録を行う。

15
外部サービスとの連携② LINE

LINEボットを作成し、返事ができるようにしたり、カレンダーから取得した情報をLINEに通知できるようになる。

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