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科目の概要

IT業界での活躍を目指す学生にとって最適なカリキュラムがこの科目となる。 基本情報処理技術者試験に必須な知識を修得し、コンピュータ理論、データベース、セキュリティ、ネットワーク、アルゴリズムを学ぶ。 企業運営に必要な戦略やマネジメントもカバーする。 詳細なセクションで構成された講義と問題演習で、しっかりと学び、IT社会を生き抜く知恵と教養を身につける。 この講座を通して、豊富な知識を獲得し、ITプロフェッショナルへの道を歩めるようになる。

科目情報

履修想定年次
2年次
単位数
2単位
開講Q
2Q、4Q
科目区分
選択
授業の方法
オンデマンド科目
評価方法
確認レポート 50% , 単位認定試験 50%
科目コード
INF-2-C1-0204-008
到達目標
デジタルツールを用いた情報収集能力、表現能力、コミュニケーション能力を用いて課題を解決する力、ゴールを達成する力を養うために情報処理の基本的な概念について修得することを目標とする。具体的に本科目では、コンピュータを構成する仕組み、2進数や16進数、CPUの処理の流れ、擬似言語で書かれたアルゴリズムの流れ、データベースとその設計、ネットワークとデータ通信、情報セキュリティ、プロジェクトマネジメント、身の回りのIT技術、開発プロセスについての知識を得る。
教科書・参考書
  • 高橋京介『【令和5年度】いちばんやさしい基本情報技術者絶対合格の教科書+出る順問題集』SBクリエイティブ、2022年
授業時間外の学修
各回の授業内容は繰り返し見返し、各回二時間ほど復習を行ってください。また、次回の学修内容についてもあらかじめ不明な単語や前提となる知識をWebで調べるなどして各回三時間ほど予習を行ってください。
特記事項
順次公開予定

授業計画

1
導入、2進法

コンピュータ内部での計算である0と1を用いた表現法やデータサイズ、2進法を理解し、上手に使いこなせるようになる。

2
基礎理論

16進法やN進法の操作、真偽値と論理演算を理解し、その理論を活用できるようになる。

3
アルゴリズムの基本

フローチャート図を用いて手順を明確にし、アルゴリズムを表す方法を理解する。

4
アルゴリズムとデータ構造

データ構造の理解を深め、スタックやキュー、配列などの操作が行えるようになる。

5
さまざまなアルゴリズム

データの効率的な探し方やソートアルゴリズムを理解し、これらを活用できるようになる。

6
プログラミング言語

HTML, CSS, JavaScript, Python, Swift, Scratch, Javaの理解を深め、それぞれの特性を理解し、実際に使いこなせるようになる。

7
コンピュータの構成要素

コンピュータの部品や機器の役割を理解し、適切な操作が行えるようになる。

8
データベース①

データベースの基本的な概念と操作方法、SQLの理解を深め、これらを活用できるようになる。

9
データベース②

ビューの概念と利用法、E-R図、正規化の中心理念を理解し、これらをデータベース設計や操作に活用できるようになる。

10
ネットワーク①

サーバとクライアント、ネットワーク通信の基本的な概念を理解し、適切な通信が行えるようになる。

11
ネットワーク②

ネットワーク部やホスト部、サブネットマスクなどの詳細なネットワーク技術を理解し、これらを適切に適用できるようになる。

12
情報セキュリティ

情報セキュリティの意味を理解し、様々な脅威と対策を学び、適切な対策を考え、実行できるようになる。

13
プロジェクトマネジメント

プロジェクト管理の基礎を理解し、具体的なプロジェクトの運営方法を修得する。

14
システムの信頼性と身の回りの技術

RASIS、MTBF、MTTRなどの概念を理解し、システムの信頼性を評価できるようになる。

15
UIと開発プロセス

ユーザインターフェースの考え方や設計方法を理解し、ユーザのニーズに応じたシステムを設計できるようになる。

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