
科目の概要
この科目では、Scalaというプログラミング言語を使い、オブジェクト指向プログラミングの基本的な概念と活用法を身につける。はじめてのScalaから始めて、基本的な文法や制御構文、デザインパターン、パターンマッチ等について理解を深め、簡単なアプリケーションを作成できるようになる。さらには、高度な開発環境の使い方も学ぶ。
科目情報
履修想定年次
2年次
単位数
2単位
開講Q
1Q、3Q
科目区分
選択
授業の方法
オンデマンド科目
評価方法
確認レポート 50% , 単位認定試験 50%
前提推奨科目
前提必須科目
後継推奨科目
科目コード
INF-2-C1-1030-005
到達目標
この科目を通して、Scalaを用いてオブジェクト指向の基本的なコンセプトと文法、制御構文などの理解を深め、プログラムの設計と実装ができるようになることを目標とする。また、統合開発環境を効率的に使える技術も身につけ、最終的には独自の動画プレイヤーのデスクトップアプリケーションの作成ができるようになることを目指す。
教科書・参考書
- MartinOdersky著・LexSpoon著・BillVenners著『Scalaスケーラブルプログラミング第4版』インプレス、2021年MartinOdersky著・LexSpoon著・BillVenners著・FrankSommers著『ProgramminginScala』ArtimaInc、2021年結城浩(著)『Java言語で学ぶデザインパターン入門第3版』SBクリエイティブ、2021年MartinFowler(著)・児玉公信(翻訳)・友野晶夫(翻訳)・平澤章(翻訳)・梅澤真史(翻訳)『リファクタリング既存のコードを安全に改善する(第2版)』オーム社、2019年
授業時間外の学修
各回の授業内容は繰り返し見返し、各回二時間ほど復習を行ってください。また、次回の学修内容についてもあらかじめ不明な単語や前提となる知識をWebで調べるなどして各回三時間ほど予習を行ってください。
特記事項
順次公開予定
授業計画
第1回はじめてのScala
第1回
はじめてのScala
第2回Scalaで階乗の計算
第2回
Scalaで階乗の計算
第3回Scalaで文字列探索
第3回
Scalaで文字列探索
第4回Scalaでアプリケーションをビルドする
第4回
Scalaでアプリケーションをビルドする
第5回高度な開発環境を使ったScalaプログラミング
第5回
高度な開発環境を使ったScalaプログラミング
第6回Scala の制御構文
第6回
Scala の制御構文
第7回パターンマッチ入門
第7回
パターンマッチ入門
第8回オブジェクト指向プログラミングで作るゲーム
第8回
オブジェクト指向プログラミングで作るゲーム
第9回いつでも使えるScalaのオブジェクト
第9回
いつでも使えるScalaのオブジェクト
第10回ケースクラスと同値性
第10回
ケースクラスと同値性
第11回パッケージを使ったモジュール
第11回
パッケージを使ったモジュール
第12回Scalaのトレイト
第12回
Scalaのトレイト
第13回Scalaで作る動画プレイヤー
第13回
Scalaで作る動画プレイヤー
第14回オブザーバーパターン
第14回
オブザーバーパターン
第15回リファクタリング
第15回
リファクタリング