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科目の概要

「媒介」としての意味を持つメディアは、テレビ等のマスメディアだけを意味するもではなく、ネットやSNSだけを意味するものでもない。本講義は、漠然とイメージしがちなメディアについて、「つながり」という観点から考える。マスメディアだけでなく、様々な人の心理や、社会現象の背景を考えることで、多様なものの見方を養うことが可能となり、受講者自身が自ら考える力をつけることが可能となる。

科目情報

履修想定年次
2年次
単位数
2単位
開講Q
1Q、3Q
科目区分
選択
授業の方法
オンデマンド科目
評価方法
確認レポート 50% , 単位認定試験 50%
前提科目
(推奨)
なし
前提科目
(強く推奨)
なし
後継科目
(推奨)
なし
科目ナンバリング
SOC-2-C1-1030-003
到達目標
本講義はいわゆるマスメディアだけでなく、世代ごとの現在の捉え方を考えたり、スマホやVR、生成AI等の最新技術と私たちの社会のつながりについて学ぶ。それにより、情報技術について深く理解し、情報技術を用いた表現ができるようになる。また、多様なものの見方を横断的に分析・理解し、現実の様々な事象をその背景から批判的に考察することが可能になる。何より、「自分で考える」ことができるようになる。
教科書・参考書
[教科書]
  • なし(オリジナル教材)
[参考書]
なし
授業時間外の学修
次回の学習内容について、あらかじめ不明な単語や前提となる知識をWebで調べるなどして各回二時間ほど予習を行ってください。
特記事項
前提科目 なし 後継科目 なし 2026年2月27日現在。内容が更新される場合があります。

授業計画

1
メディアとは

マスメディア以外にも、メディアは広い意味で捉えられることを理解するとともに、学問とは何かについて考える

2
権力としてのメディア

権力を3つの側面から捉えることで、メディアが受講者自身の自己決定に深く介入していることを理解する

3
うわさ、デマ、都市伝説

うわさ、デマ、都市伝説が流布する原理を読み解き、一人化が進む現代においてメディアの影響力を理解する。

4
健全なメディアとはなにか?

コミュニケーションにおける理論や、その前提にある中間集団理論を理解し、現代における個人の孤独を理解する

5
新聞メディアを読み比べてみる

新聞メディアの読み比べから、細かな文章の差異を読み解くことの重要性を理解する

6
ポスト・トゥルース時代のメディア・リテラシー

ネットやSNSにおけるフェイクを理解し、メディアリテラシーを鍛える

7
VRとAR

VRやAR技術を、現実空間とのつながりから理解することで、技術思想を学ぶ

8
メタバースの未来

最新技術であるメタバースについて理解し、メタバースが人々をどのように「つなげる」のか、その可能性と課題を学ぶ

9
スマホが与える影響

著書『スマホ脳』などからスマホの問題点を学び、スマホの危険性を理解する

10
現実認識の社会史1

メディア体験の差によって異なる世代ごとの「現実」についての認識を理解する

11
現実認識の社会史2

インターネット登場以降の「現実」認識を、2ちゃんねるや癒し系、サヴァイブ系等のコンテンツから読み解く

12
メディアと「文脈」

テレビメディアが大きな影響力を誇っていた80年代の時代を理解するとともに、テレビメディアとSNSメディアの差異を「リアリティーショー」の問題から理解する

13
自らと向き合うためのメディア

犯罪者の心理を理解するとともに、自分と向き合うためのメディアの役割を、ロールレタリングという手法から考える

14
SNSと社会の「空気」

日本文化をSNSメディアの検討を通して浮かび上がらせる

15
メディアとしての人工知能

人工知能の歴史を学び、生成AI等の技術と私たちの関係について理解する

関連科目