科目の概要
本科目では、アニメ産業全体の中に「どのような仕事があるのか」を具体的に取りあげる。担当教員のアニメ業界内での実活動、および企業での管理職経験から得た知見をもとに、ピックアップした会社や職種を、具体的に解説する。アニメ業界に限らず普遍的に存在する役割分担の考え方を特に重視する。受講者が将来社会に出たときの対応能力を高めるためである。ディスカッションを行い、仕事に関する的確な考え方を養うことを目標とする。
科目情報
履修想定年次
3年次
単位数
2単位
開講Q
3-4Q
科目区分
選択
授業の方法
演習科目
評価方法
個人発表70%・グループワーク30%
前提推奨科目
前提必須科目
後継推奨科目
科目コード
CAR-3-C3-0034-003
到達目標
本科目では、「アニメという製品」または「商品」がエンドユーザーに届くまでの役割分担やプロセスを学ぶ。本授業を通して社会の中で普遍的に存在する「プロセス」に関し、モデルケースを学修することで、将来職業に就いたときの対応力を身につける。学生は本授業で学んだ事例を応用することで、役割分担やプロセスを説明できるようになり、既存の仕組みに対し問題点や改良点を論じ、改善を提案できるようになる。
教科書・参考書
- 氷川竜介「日本アニメの革新歴史の転換点となった変化の構造分析」(角川新書)2023増田弘道「アニメビジネスがわかる叢書②2023版アニメ産業構造論」(kindle)2023増田弘道「製作委員会は悪なのか?アニメビジネス完全ガイド」(星海社新書)2018谷口功・麻生はじめ「図解入門業界研究最新アニメ業界の動向とカラクリがよ~くわかる本」(秀和システム)2020
授業時間外の学修
各回の授業内容に先立ち、参考書を読んだりWebで調べるなどして予習しておくこと。また教材を手がかりにしっかりと復習をするとともに、興味を覚えたところは随時質問をしてください。
特記事項
順次公開予定
授業計画
第1回オリエンテーション
第1回
オリエンテーション
第2回企画・プロデュース会社
第2回
企画・プロデュース会社
第3回出版社(原作小説・漫画)・ゲーム会社・ビデオメーカー
第3回
出版社(原作小説・漫画)・ゲーム会社・ビデオメーカー
第4回玩具メーカー・デザイン会社
第4回
玩具メーカー・デザイン会社
第5回制作会社(プロダクション、スタジオ)
第5回
制作会社(プロダクション、スタジオ)
第6回宣伝・イベント会社
第6回
宣伝・イベント会社
第7回音楽・歌(メーカー)、音響制作会社、声優事務所、効果マン
第7回
音楽・歌(メーカー)、音響制作会社、声優事務所、効果マン
第8回商品化窓口、ライブステージ運営会社
第8回
商品化窓口、ライブステージ運営会社
第9回出版社(二次商品、ムック類)編集、ライター、デザイナー
第9回
出版社(二次商品、ムック類)編集、ライター、デザイナー
第10回映画会社・配給会社・映画館(シネコン)
第10回
映画会社・配給会社・映画館(シネコン)
第11回放送局・配信会社
第11回
放送局・配信会社
第12回その他の仕事
第12回
その他の仕事
第13回個人発表
第13回
個人発表
第14回個人発表
第14回
個人発表
第15回発表を受けての総括
第15回
発表を受けての総括