科目の概要
一般に哲学は数学とは「水と油」のような関係だと考えられている。しかしこれは全くの間違いである。理論的思考を突き詰める哲学的思索には、数学と相通じるところが多くある(実際、デカルトやライプニッツなどの哲学者は、同時に数学者でもあった)。本ゼミでは、そのようなスピリットのもと、「哲学を数学的に行う」ことを演習形式で体得することを目指す。哲学的問題の数理モデリングに関するオリジナル教材を使用し、様々な数理的手法の「使い方」を体得するとともに、グループワーク等を通じて、そうした手法を用いて哲学的問題を自分でモデリングできるようになることを目指す。
科目情報
履修想定年次
4年次
単位数
4単位
開講Q
通期
科目区分
選択
授業の方法
ゼミ
評価方法
練習問題10%、中間発表20%、最終発表30%、レポート40%
前提推奨科目
前提必須科目
後継推奨科目
科目コード
HUM-4-C4-1234-004
到達目標
本ゼミの目標は、数学的道具立てを使って哲学的問題をモデリングできるようになることである。そのためにまず、様々な哲学的問題や概念を知り、その論理的構造やエッセンスを掴む。その一方で、 集合・束・位相・モノイド・群などの数学的概念に慣れ親しむとともに、それらを用いて物事を数理的にモデリングするためのセンスと勘所を養う。またグループワークやディスカッションなどで自分のアイデアを発表し、お互いから学ぶことで、論理的にものごとを整理し表現する技能を身につける。
教科書・参考書
- 【教科書】「哲学者のための数学」(オリジナル作成)【参考書】『数学の基礎:集合・数・位相』(斎藤正彦/東京大学出版会)2002
授業時間外の学修
毎回必ず事前に文献を読み込み、以下のことを済ませておく。(1)関連する基礎的な内容について予習・下調べをしておく。(2)調べてもわからないことについては、何をどのように調べたか、また何がわからないかをメモしておく。(3)練習問題をできるだけ解いておく。
特記事項
順次公開予定
授業計画
第1回文献講読の方法
第1回
文献講読の方法
第2回テキスト読解
第2回
テキスト読解
第3回テキスト読解
第3回
テキスト読解
第4回テキスト読解
第4回
テキスト読解
第5回グループワーク
第5回
グループワーク
第6回テキスト読解
第6回
テキスト読解
第7回テキスト読解
第7回
テキスト読解
第8回グループワーク
第8回
グループワーク
第9回テキスト読解
第9回
テキスト読解
第10回テキスト読解
第10回
テキスト読解
第11回グループワーク
第11回
グループワーク
第12回中間発表
第12回
中間発表
第13回中間発表
第13回
中間発表
第14回中間発表
第14回
中間発表
第15回中間発表
第15回
中間発表
第16回テキスト読解
第16回
テキスト読解
第17回テキスト読解
第17回
テキスト読解
第18回テキスト読解
第18回
テキスト読解
第19回テキスト読解
第19回
テキスト読解
第20回グループワーク
第20回
グループワーク
第21回テキスト読解
第21回
テキスト読解
第22回テキスト読解
第22回
テキスト読解
第23回グループワーク
第23回
グループワーク
第24回テキスト読解
第24回
テキスト読解
第25回テキスト読解
第25回
テキスト読解
第26回グループワーク
第26回
グループワーク
第27回最終発表
第27回
最終発表
第28回最終発表
第28回
最終発表
第29回最終発表
第29回
最終発表
第30回最終発表
第30回
最終発表